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残価設定ローン

残価設定ローンとは、車の購入価格から3年~5年後などの設定した年月が経過した時点での下取り価格を、 あらかじめ差し引いた金額でローンを組むという形の自動車ローンになります。

3年後の下取り価格は新車価格のおおよそ50%程度で設定されるので、この50%の価格で月々の支払い額を抑えたローンを組み、 設定した3年が経過した時点で、また新車に買い換える、車を返却する、車を買い取るという選択をするということになります。

そういったタイプのローンですので対象となるのは新車であり中古車では利用できません。
また、現在のように中古車市場がきちんと成り立っているからこそ、
このようなローンが可能になっているともいえます。

新車時から3年程度が経過すると、例えば新車当時は最新だった装備や機能が古いものとなってしまい、 さらに新しい車が欲しくなってしまった場合など、新車に買い換えると言う選択ができます。

また、独身の頃に新車で購入して、3年後には結婚して子供が産まれて、 車をあんまり使わなくなってしまった、などの場合なら車を返却することが可能です。 この場合は、残価の支払いは不要となります。

さらに、3年間乗ったことで車を気に入ってしまい、このまま所有したいと思ったのであれば、 残価分を一括払いするか、もしくは改めて分割払いのローンを組んでそのまま自分のものにしてしまうという選択ができます。

残価設定ローンの注意点

残価設定ローンを検討する際の注意点としては、対象車種が限られている場合などがあり、 そもそも欲しい車にその設定がなければ利用することすらできません。

また、自動車メーカーが運営する残価設定ローンの中には、買い換えや返却について買った販売店でなければ対応していないものもあります。

さらに車種によっては残価設定が固定ではなく、相場によって変動してしまうものや、
走行距離が制限されている場合
などもあります。

もちろん事故を起こしてしまったりキズやへこみなどでも、
残価設定は変動してしまう
ものがほとんどですので、注意が必要です。

最近ではメーカーでも力を入れるようになってきた残価設定ローン。
メーカーのほかにもたくさんの選択肢が増えてきており、
会社によって金利や設定条件などにかなりの違いがあるようです。

通常のローンと比べて月々の支払額を低く抑えているという点だけは各社共通のようですが、
利用する際には、各自の利用計画や条件と照らし合わせて、
よく検討してから利用するのが無難だといえます。

自動車は購入して飾っておくものではなく、乗ってナンボの商品です。
そして、年式が古くなれば確実に市場価値は下がってゆくもの、およそ10年から15年ほど前の車が、 市場価値としては最も安くなってしまう時期かと思います。
それ以上の年月、例えば20年以上前の車ぐらいになると、逆に旧い車としての価値が出てくる場合もありますが、そういった例はなかなか珍しいケースともいえます。

市場価値が安くなってしまう前に、乗り換え、買い替えをしてしまいたいというタイプの人であれば、残価設定ローンは一考の価値のある自動車ローンだといえるでしょう。

低金利ショップ

自動車ローンの種類というくくりからはちょっと外れてしまいますが、
ディーラーから新車を仕入れて、低金利で販売している
低金利ショップというのもあります。

通常で1%以下の金利でローンを提供しているショップでは、
セール期間などには0.01%金利でローンを組める場合などもあり、
60回~72回などの長期返済などでは総支払額で
かなりお得になる場合があります。

金利が安く抑えられる分、値引き率が低い場合もありますが、
総支払額や月々の支払額などをよく比較検討して、 自分にあった条件であれば
こういったショップを利用するのも一つの手段だといえるでしょう。